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 ≪いろいろな情報≫ 

★このページの下の方に、「ガイドをするために勉強するのにお勧めの本・サイト&あれこれ」の項があります。

≪2022年  速報ニュース関西≫ 

〇 コロナ禍による経営難の為、京都市バス

  3月20日のダイヤ改正で、金閣寺や銀閣寺、伏見稲荷大社、東山方面など観光地を巡る10路線で本数を減らすとのこと。通学や通勤時間帯の便数は維持し、観光客の利用が多い昼間の時間帯に減便。

  地下鉄は3月26日から毎週金曜日に終電を30分延ばして運行の深夜便「コトキン・ライナー」を休止。

  また、以下の割引乗車券が値上げとなります。

  バス1日乗車券: 現行600円→700円

  地下鉄・バス1日券: 900円→1100円

  地下鉄・バス2日券: 1700円→廃止

  地下鉄1日券: 600円→800円

 

〇 京都市バス100、102、111は前のドアから入り、最初に

 料金を支払うように変わりました。

京都市バス・111号系統(旧称:金閣寺二条城エクスプレス) は上手に使うと便利です。

    ノンストップで二条城から金閣寺へ!

​  本数は多くないので、時間をチェックしてください。

​​

二条城 

​〇 Webチケット購入可3か月有効、ならばずにすみます)

二条城公式ガイドブック(1100円)

 二条城券売り場・大休憩所、京ナビ(京都駅)等で買えます。

バス駐車場の予約システム(WEB)予約バス車両優先に。

★大広間と白書院に新しい人形が置かれる(4/28から)。

​ 白書院のお人形は、以前は将軍以外は皆女性でしたのに、全部男性です(女性を江戸から連れてきたという資料がなく、二の丸御殿で日常生活があったとは考えられず、無用な誤解を生じさせないよう、男性のみの人形になったということです)。大広間の人形は、前あった人形の顔と髪をお色直しし、服装を変えて使っているそうです。この辺の事情はアイリス通信6号にあります。)

​★大広間のお人形の刀がなくなりました!

★ガイドツアー開始 (非公開エリアも案内)

 ・日本語ツアー11時/13:30、参加費1000円

 ・英語ツアー 10時/12:30、参加費2000円

​★ラウンジに日本刀が数本飾られています。

★ラウンジにATMがあり、外国で発行のカードで引き出し可。

訪日観光客消費者ホットライン 03-5449-0906

     10-16   (土日祝+12/29~1/3は除く)

  英語/中国語/韓国語/タイ語/ベトナム語/日本語​

   (独立行政法人 国民生活センター)

無鄰菴 毎月28日は庭の日! 35歳以下は無料

​ チケットカウンターでIDを見せて下さい。外人客に好まれる庭です。平安神宮前よりタクシーで行けば、3人いればバス代よりやすいです。

京都市バス 観光用の新しい路線

 ・103 京都駅と鉄道博物館と水族館のみをつなぎます。 

 ・104 103+四条河原町etc.

 ・111(旧称:二条城・金閣 Express) 

     二条城→金閣寺をノンストップで結びます。

​     金閣寺→北野天満宮→二条城です。便利です。

 ・110 103+清水寺、祇園etc.  

東大寺駐車所のシステムが大幅に変更されましたので、注意!

​〇 東大寺駐車場と夢風広場の間に橋ができて、直接往来できるようになりました。広場のお店で2000円以上支払うと、2時間無料の駐車券をもらえます。

​○ 祇園で「芸舞妓さんの写真を不許可で撮影しないでください」という呼びかけが始まりました

大阪暮らしの今昔館 着物500円へ

  30分。先に何時からという整理券を買うことに。

宮廷の美…朝日新聞所有の写真

​  美しい写真をご覧ください!

平安神宮神苑 花情報 

​  桜の季節以外は静か。

★特に春秋、京都の主要観光地の混みようはすさまじいばかりです。京都には素晴らしい所が沢山あります。   ガイドはお客さんを分散できるよう、努力しようではありませんか! 比較的すいている所:妙心寺、大徳寺、大覚寺、清凉寺、二条城本丸、建仁寺、東福寺、南禅寺金地院、東寺、下鴨神社、上賀茂神社、平安神宮、青蓮院、紫織庵、角屋(島原) etc.

​ガイドをするために勉強するのにお勧めの本・サイト & あれこれ

考える材料(food for thought)なしに、豊かな考えは育たない!

〇 仏教

​・「日本仏教史」(末木文美士著、新潮文庫) 同じ仏教でもインドとも中国とも異なる日本の仏教は、どのような変化を遂げて成立したのだろうか? これを読むと、大きな世界が開ける。

〇 日本について

・「漢文の素養 誰が日本文化を作ったのか?」(加藤徹著、光文社新書、720円+税) かつて漢文は、東アジアのエスペラントであり、日本人の教養の大動脈であった。古代から日本の歴史を「漢字」「漢文」からひもとくことで、日本人が何を思い、どんな試みの果てに、この国が築かれてきたのかが明らかになってくる。日本人にとってまだ漢文が身近だったころ、漢文の力は政治・外交にどのように利用されたのか? 彼らは、漢文にどんな知性や思いを込めたのか?(本より)

​自分は日本人だから日本人は分かっていると言う前に、この本を読んでみてください。きっと得る所が多いはずです。

〇 武士道

・「いま生きる武士道」(笠谷和比古著、NHKラジオテキスト) 平明にかつ説得力をもつ武士道の説明。現在の日本人の心の中に武士道が生きているのがわかる。大変面白い本。お勧め。

〇 世界の宗教

・「世界がわかる宗教社会学入門」(橋爪大三郎著、ちくま書房) 著者の東工大での講義録。世界を知るには宗教の基礎的な理解が必要であると説く。通訳案内士の仕事の際も、こうした基礎知識をもつことは大事だと思う。

〇 京都の歴史

・「京都〈千年の都〉の歴史」(高橋昌明著、岩波新書、2014年) 今の京都の市街地に、平安時代の建物は実は何一つ残っていない。この都はいかにして生まれ、どのような変遷をたどり、そして「古都」として定着するに至ったのか?

・「京都の歴史を歩く」(小林丈広、高木博志、三枝暁子著、岩波新書、2016年) 本当の京都に出合う小さな旅へ、かつて都に生きた人びとの暮らしと営みに思いをはせる。

​〇 京都の観光地

・清水寺

清水寺の謎」(加藤眞吾著、清水寺前学芸員、詳文堂、689円、2012年4月刊)

    まずはこれを読むべし。ベテランのガイドでもこれを読んで、清水寺についてほとんど知らなかったことがわかったと言った人がいた。

清水寺ガイドブック」(横山正幸著、清水寺前前学芸員、法蔵館、1677円、1996年)

   この建物、この碑は何…と疑問を持ったらこの本を読むとよい。既に廃刊。古本で入手を。

​「清水寺ー古寺を巡る6」(小学館、ウィークリーブック、689円)よい写真があるのでもっているとよい。

〇 最近、本堂の方へ行かないで、音羽の滝へ回り込むことができなくなりました。

​〇 2017年春から、本堂の檜皮葺きと壁の塗り替えが行われる(2020年までには終了予定)。本堂は素屋根に覆われるが、舞台から眺望が失われないよう配慮するという。

・二条城

​二条城公式ホームページ

​「二条城⁻京洛を統べる雅の城」(学習研究社、1600円)情報が豊か。廃刊になっているので古本を探して下さい。

​・銀閣寺

足利義政と銀閣寺」(ドナルド・キーン著、中公文庫) 史上最悪の将軍は、すべての日本人に永遠の遺産を残した唯一最高の将軍だった。建築、庭園、生け花、茶の湯、そして能ー日本文化史に燦然と輝く東山時代の守護者として、室町幕府第八代将軍・足利義政を再評価する(本の裏にある評)。現在新しい本が手に入らないので、古本で買ってください。日本文化に対する愛情に満ちた良書で、お勧めです。

庭園の中世史ー足利義政と東山山荘」(飛田範夫著、吉川弘文館、1700円+税)中世びとが追い求めた理想郷=庭園。足利義政が現実の政治から逃れて造った東山山荘(銀閣寺)、そのモデル西芳寺(苔寺)をはじめ代表的な庭園をわかる安く解説。河原者の活躍、名園の木石略奪などのエピソード満載(本の裏にある評)。

・御所

京都御所」(らくたび文庫、700円+税)

今年の夏から常時公開を始めた御所。優雅な見事な空間です。これまで公開されていなかったせいか、あまり本がありません。小さい本ですけど、コツをつかんだ説明があります。紫宸殿、清涼殿…とは何か、というような基本的な説明があります。まずこれを読みましょう!

​「京都御所 大宮・仙洞御所」(京都新聞出版センター)…厚い立派な本

素晴らしい写真付きで、それぞれの建物を説明。

京都御所」(伝統文化保存協会)…薄い冊子

上記2つの本にない情報もあり。例えば清涼殿の間取りとか、参観の際に見えない裏側の小さな部屋の写真等がある。

〇これら3つの本は、御所の清所門横の休憩所内の売店で売っている。ここで、10分のビデオ(日本語+英語)が繰り返し上映されているので是非見て下さい。拝観できない御殿内部の写真が見事です。

・東寺

もっと知りたい東寺の仏たち」(東寺監修、根立研介・新見康子著、東京美術、1800円+税)

​   講堂、五十塔、諸像がいつ作られたものか。多くのことがまとめられている。東寺でも販売している。

​〇 大阪の観光地

・大阪の町

大阪今昔散歩」(原島広至著、中経の文庫、657円+税) …小さな本

古い写真や地図を駆使して、説明をイメージしやすく工夫。歴史に興味をもって大阪を歩くのに重宝する。220ページの内、56ページを大阪城の項にさく。

大阪今昔歩く地図帳」(井上悦男、生田誠)(学研ビジュアル新書、952円) …小さな本

​美麗な明治~昭和の彩色絵葉書、古写真、古地図と、現在の同一視線からの写真、地図を並べて、中之島、大川、梅田、ミナミに、大阪城、市電が走った風景など大阪の「今昔」をたどる一冊。

・大阪城

大阪城ふしぎ発見ウォーク」(北川央著、フォーラム・A、1238円+税) 大阪城を歩く時、まずこれを読みながら歩こう。よいイントロダクションになる。著者の北川氏は現大阪城天守閣館長。

天下統一の城 大坂城」(中村博司著、新泉社、1500円+税) 大坂本願寺がどこにあったのか、豊臣大坂城本丸はなぜあっという間に建ったのか、豊臣大坂城本丸と二の丸建築の後、数年してから惣構堀や三の丸を作り始めた事情、文献に残る徳川大坂城の建築の模様が書かれている。考える材料を提供が与えられるので、推論することができ、読み物として面白い。著者の中村氏は前大阪城天守閣館長。

大坂城ー天下人二人の武略燦然」(学研、2300円+税、絶版になっているので中古で買う) 発見された豊臣大坂城と徳川大坂城の正確な縄張り図。それに基づく復元図。豊臣はどのくらいの金銀を持っていたのか。山里曲輪にあった茶室。巨石。天守の構造…と資料が沢山。大坂城に興味がある人にはお勧め。

大阪城 IWANAMI GRAPHICS 18」(岡本良一著、岩波書店、1200円、既に絶版になっているので中古で買う) 薄くて持ち歩ける。中には優れた図や写真がある。山から巨石を切り出す図や瀬戸内海の山に残るたがね穴のある巨石の写真etcはガイディングに役立つ。

・​大阪城天守閣のサイト

・海遊館

海遊館ガイドブック」(海遊館、1000円)…海遊館で売られている。

どこまで説明できるかは別として、この本を読むと、海遊館の偉大さがわかる。

海遊館隊 たんけんノート」(海遊館、300円)…海遊館で売られている。

例えば、冷たい海で生きるラッコ。1cm×1cmに長くて丈夫な毛と短いふわふわの毛と合わせて、10万本が生えている!これは人のあたまにはえている毛の数を同じ。こうして冷たい海から身を守っている。知っていた?

〇 海遊館のガイドの入場料は、旅行社のツアーの場合のみ無料。その際、ノートに会社名、ガイドの電話番号を書き、ガイドの名刺をあげることが条件。学校が休みの時(土日祝と夏休み等)はかなり混む。その場合は午後3時半以降くらいに行くと大分ましになる。海遊館自体は午後8時まで開いている。

​〇 神戸

・神戸の町

神戸今昔散歩」(原島広至著、中経の文庫、657円+税)…小さな本

神戸の町の歴史、町の作りを概観するのにお勧め。

ミナト神戸の宗教とコミュニティー」(関西学院キリスト教と文化研究センター編、のじぎく文庫、1700円+税)

​神戸に住む外国人と神戸の町を知るのに役立つ。

​〇 姫路

・姫路城

​  姫路城完全観光案内書 (サイト)

〇 岡山

・後楽園

     「岡山後楽園なるほど大百科」(後楽園魅力づくり実行委員会・岡山県郷土文化財団、吉備人出版、平成12年発行)

      後楽園で販売している。概略を知るのによい。説明に便利な写真や絵が沢山載っている。水の流路のマップもある。

      「岡山城と後楽園」​(岡山県立博物館)後ろの方に後楽園留帳(1732年から140年間の維持管理者の日記)の一部もあり。

  サイト「後楽園公式サイト」 …各建物の説明もあり

  サイト「後楽園の石と石造物と犬島」 …岡山県立博物館 元総括学芸員兼学芸課長 臼井 洋輔死氏による。

​    後楽園の石造物の写真と説明をみれます。一見の価値あり。

  ​毎日、10時、11:30、13時、14時半から約1時間、ボランティアクラブ主催の無料ガイドサービスあり。一人で予約も可。

  下見に便利なホテル ホテルエクセル岡山 …城下駅前。徒歩で岡山城と後楽園がすぐ。1泊2食付で6千円程度。清潔安全。

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