この先の研修(アイリス京都)2025 年
〇 オンライン講座【日本の陶磁器の歴史と外国の陶磁器からの影響】 募集中
2026年1月19日(月)9時半~12時(30分の質疑応答を含む)
見逃し配信は6月15日まで
講師:鈴田由紀夫氏(九州陶磁文化館館長)
佐賀県立九州陶磁文化館館長。1952年佐賀県生まれ。77年九州芸術工科大学卒業、
79年同大学院修士課程を修了。同館学芸員を経て2010年から館長
参加費:2000円
事前振込(申込者に振込先をお伝えします)
(アイリス京都では、2026年6月7日~10日に北九州エリアで焼き物研修(既に満席)を行いますが、その前に焼物について学びたいと思います。(6月10日は北九州陶磁文化会館で、鈴田館長が2時間ほど、有田焼・その歴史について説明下さいます))
申込:次のことを明記の上、申込サイトにどうぞ。
1.名前 2.当日連絡がとれる電話番号 3.ファイルを送れるメールアドレス
このページの内容
2026年1月19日(月)オンライン講座「日本の陶磁器の歴史と外国の陶磁器からの影響」
2026年1月29日(木)神戸研修
2026年2月3日(火)宇治の歴史(オンライン講座)
2026年3月8日(日)宇治木幡巡検
〇 1月29日(木) 神戸研修 …満席 募集終了
≪午前の部≫ 9時半~12時:竹中大工道具館で河﨑敦子館長から伝統建築を学ぶ
https://www.dougukan.jp/ (新神戸駅近く)*9時20分 現地集合
日本で唯一の大工道具の博物館「竹中大工道具館」は、伝統建築を学ぶのに最適な施設です。
ここで、日本ならではのものづくりの美意識と素晴らしさを、館長の河﨑敦子氏から学びます(最初の1時間半、説明下さいます)。外国人観光客にも人気の場所です。
〈常設展示案内〉
1 「歴史の旅へ」コーナーで日本の大工道具の歴史を学ぶ
2 「棟梁に学ぶ」コーナーで堂宮大工の世界について学ぶ
3 「世界を巡る」コーナーで日本と世界の大工道具の違いを知る
4 「和の伝統美」コーナーで数寄屋建築について茶室構造模型から学ぶ
5 「木を生かす」コーナーで木材の種類や取り方について学ぶ
*通常非公開の茶室と露地が見学できます(但し外から)。
〈河﨑敦子館長〉
1988年3月 京都大学大学院 工学研究科 建築学専攻を卒業
1988年4月 竹中工務店に入社
2023年4月 公益財団法人竹中大工道具館 館長着任
入社後は設計業務に従事し、主にJTB大阪ビル(旧大阪幸ビル)、産経新聞印刷美原センター、立命館いばらきフューチャープラザ等の設計を担当。竹中工務店大阪本店設計部にて設計部長代行として活躍したのち竹中大工道具館 館長に着任。
≪昼食≫ 12時半~13時半:Yasuko’s Kitchenにて(三ノ宮駅近く)
≪午後の部≫ 14時~15時:北野の宗教施設を巡る(KOBE観光ガイドボランティア)
神戸市中央区は住民の10%が日本人以外です。ここには他であまりない宗教施設が
あります。
14時 北野天満宮前 → 浄福寺 → 関西ユダヤ協会 → ジャイナ教寺院 → バプテスト教会 →
神戸ハリスト正教会 → 一宮神社 → カトリック神戸中央協会 →イスラム教寺院(モスク)
→ 生田神社(15時 解散予定)
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*通訳案内士限定(12名まで)。先着順。
*参加費:2500円(昼食込)(現地徴収/キャンセルの場合は前日までに)
・ガイド研修ということで、竹中大工道具館では通常非公開の茶室と露地を含め、入場
料と案内料を無料にして頂きました。そのため、安い参加費が実現しました。
*イアフォンレシーバー利用
*竹中大工道具館から三宮のレストランへは、タクシー分乗(代金は頭割りで自払い)
≪申込≫ 次の事を明記の上、メールにてお願い致します。サイトからか ] kimiko.nakatsuka@gmail.com 宛。
1.名前 2.当日連絡がとれる電話番号 3.メールアドレス
4.昼食を2つから選んで下さい。 A. えびとカシューナッツ炒めのセット
B. チンジャオロースのセット
5. 食物アレルギーや食事制限があれば書いて下さい。
〇 中村武生氏(歴史地理史学者)による「宇治研修」(オンライン講座+巡検) 募集中
定評のある中村先生による宇治の歴史ウォークです。その前にオンライン講座で学びます。
オンライン講座:2月3日(火)14時~16時半、4月7日夜8時まで見逃し配信あり
★ 参加費:2000円
宇治木幡巡検: 3月8日(日)9時半~16時半過ぎ(予定)
京都市営地下鉄「石田」駅改札集合(午前9時30分)
1. 天穂日命神社 → 2. 奈良街道一里塚跡 → (三十番神街道を通って) → 3. 宇治陵35号墳
(時平塚)→ 4. 浄妙寺跡 → JR木幡駅(午前12時31分発) → JR宇治駅(午前12時37
分 着) → 昼食 (午後1時。宇治創こころ) → 5. 平等院 → 6. 宇治川先陣の碑 → 7. 十三重石
塔 → 8. 宇治上神社 → 9. 放生院 → 10. 通円茶屋→ 11. 三宅安兵衛遺志碑
→ 京阪宇治駅解散(16時半すぎ予定)
★ 参加費:5500円(食事込)(平等院の拝観料は含まず/これについては、通訳案内士
免許で減免してもらえるか問合せします)(木幡⇒宇治の電車代180円は自払い)
・オンライン講座:事前振込(振り込まれた方に振込先お伝えします)
・巡検:拝観料が決まった後、振込をお願いします。
最少催行人数:19名、最多人数:28名 / イアフォンレシーバー利用。
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〇 応募要領:次のことを明記の上、サイトから申し込んで下さい。
1.名前、2.当日連絡が取れる電話番号、3.ファイルが送れるメールアドレス、
4.オンライン講座 or 宇治木幡巡検 …どちらを申しこみますか?
≪巡検を申し込む人≫ 知識をそろえるために、可能な限り、オンライン講座を先に
受けて下さい。(詳細なレジュメを差し上げますが)
5. 通訳案内士ですか?(そうでなくても参加できます)
6.食事アレルギー or 食事制限のある方は書いて下さい。
〇 オンライン講座【伊勢御師というビジネスパーソン~伊勢詣りを仕掛けた人たち~】
7月7日(月)9時半~12時(最後の30分は質疑応答の予定) 終了
千枝大志氏:中京大学・同大学院 非常勤講師等、博士(文学)
参加費:2000円、見逃し配信は8月31日夜8時まで。
≪講師による内容説明≫
伊勢神宮への参拝を目的とする三重県伊勢市への旅、すなわちお伊勢詣りは、人気の観光ですが、江戸時代でも、「おかげまいり」と呼ばれた熱狂的な伊勢参詣ブームが象徴的なように代表的な観光として位置づけられていました。ただし、伊勢詣りを希望する人、すなわち「伊勢参宮人」が何の情報も得ずして、また何の協力も得ずして、参詣を実現していたわけではなく、やはり仕掛役がいたわけですが、「伊勢御師」と呼ばれた宗教者がそれにあたります。
伊勢御師は、「檀家」などとよばれた全国各地に存在する自分の信者に伊勢神宮のお札「御祓大麻」やカレンダー「伊勢暦」などの伊勢土産等を配布することで伊勢信仰を広めた存在です。伊勢御師は布教活動のために、伊勢参詣を勧誘・斡旋し、伊勢参宮人を伊勢神宮門前町として知られる伊勢国度会郡宇治山田で営む旅館へ宿泊させることを生業としていました。さしずめ現代風にいえば、コンシェルジュ的旅館業者と、祈祷等を行う伊勢神宮神職とを兼業した総合エージェンシー的存在といえるでしょう。
伊勢御師と檀家との間には、「師檀関係」という一種の専属契約が成立し、全国各地には縄張りである檀家の居住地域である「檀那所」が形成しました。そのため全国の檀家は伊勢御師に伊勢神宮へ武運長久や五穀豊穣等の祈祷や神楽奏上等を依頼し、その報酬として彼らのもとには神楽料や初穂料等の莫大な金品が集積することになりました。大きな利益をもたらす師檀関係は、一旦締結をみると余程のことがない限り解消されず、伊勢御師にとって檀家は、生業の死活問題に関わるほどに不動産と同様か、それ以上に重視される家産として認識され、中世後期には永続性の強い利権として株化していたのです。基本的には伊勢神宮の内宮(皇大神宮)門前町宇治には内宮御師、外宮(豊受大神宮)門前町山田には外宮御師が居住し、江戸時代には宇治と山田それぞれの御師は「宇治会合」「山田三方」なる別個の自治組織によって伊勢御師の株は厳格に管理され、「家格」なる身分的階級も存在していましたが、明治4年の神宮改革により制度的に廃止され、伊勢御師の存在は消滅することになりました。
今回の講座では、江戸時代の伊勢参詣ブームの立役者である伊勢御師について、経済的な要素に着目して、その存在形態について紹介していきたいと思います。
2025年1月 嵐山の歴史を学ぼう! 終了
講師:中村武生氏(歴史地理史学者、京都女子大非常勤講師)
1月 4日(土)14~16時 嵐山座学(オンライン/見逃し配信:1月31日夜8時まで)
1月11日(土)嵐山歴史ウォーク 終了
嵐山の歴史を学びながら、歩きます。中村先生の歴史ウォークに定評があります!
イアフォンガイド利用。
9:30 嵐山駅(阪急)集合→法輪寺・下嵯峨地区→12時~12:40ランチ
(鶏鍋 at レストラン嵐山)→上嵯峨地区 15時半現地解散
★座学(オンライン)のみ、或いは座学+ウォークのどちらかでお願いします。
(座学終了後、レジュメを配布。それを読んで参加し後から動画視聴も可)
(ご夫婦でウォーク参加の場合、座学参加費1名分+ウォーク参加費2名分となります)
★申込:次のことを明記の上、申し込みください。
1.名前 2.当日連絡が取れる電話番号 3.通訳案内士ですか?
4.A 座学のみ、或いは B 座学+ウォーク のどちらですか?
5.昼食:必要/不要、鶏鍋でOK?/豆腐鍋に変更?
6.これまで中村歴史講座に5回以上参加されましたか?
(ウォーク参加費から500円引きます)
★参加費
・座学(オンライン) 2000円(振込/申し込まれた方に振込先をお伝えします)
・ウォーク参加費 6000円(現地徴収、キャンセル代無、24名定員)
*昼食費含。昼食が不要な場合、2000円引きます。
*天龍寺庭園300円+大覚寺500円+池エリア300円 は自払い。
通訳案内士証で減免可能か問い合わせます。
*これまで、中村歴史講座に5回以上出席の方は参加費から500円引きます。
